注目キーワード
  1. 初心者
  2. 手軽な副業

家事代行の副業の始め方|業務委託とパートで手取りが変わる

家事代行の副業は、資格がなくても週1回1時間から始められます。

もっとも、収入の伸び方も確定申告や扶養への影響も、業務委託か雇用かという契約形態でほぼ決まります。

区別しないまま登録すると、時給の上限や社会保険の扱いで食い違いが起きかねません。

登録先は、そこから選んでください。

家事代行の副業で押さえたい契約形態の違いと、手取り・税金・勤務先への影響を解説しているので、ぜひ参考にしてください。

目次

家事代行の副業は資格なしで週1回1時間から始められる

家事代行の副業は資格なしで週1回1時間から始められる

資格も経験もない状態から、家事代行の副業は始められます。

CaSyの業務委託の応募要項には未経験者可・資格不要と明記されています。

勤務は週1回1時間から、8時から20時の間で選べ、ノルマもありません。

調理師や整理収納アドバイザーといった資格は、あれば歓迎される任意のものにすぎません。

気をつけたいのは、始めやすさと引き換えに、契約が業務委託か雇用かで税金と社会保険の扱いが大きく変わる点です。

登録先は、この一点から選んでください。

家事代行の副業は業務委託か雇用かで手続きが変わる

家事代行の副業は業務委託か雇用かで手続きが変わる

家事代行の副業でまず決めるのは、業務委託と雇用のどちらで働くかです。

税金の区分、保険、事故が起きたときの負担者が、契約の形で分かれます。

比べる点業務委託(個人事業主)雇用(パート・アルバイト)
契約形態業務委託契約雇用契約
社会保険・雇用保険適用なし勤務先の加入条件しだい
所得区分事業所得または雑所得給与所得
賠償責任の負担者サービスの規約と保険しだい勤務先との取り決めによる
時間の自由度週1回1時間から選べるシフトの取り決めに沿う

※2026年9月時点の情報です。最新の内容は各公式サイトをご確認ください。

出典は2026年9月8日に確認したCaSyの業務委託の求人です。

  • 業務委託は個人事業主として契約する
  • パート・アルバイトは雇用契約で働く
  • 同じ収入でも申告の方法が変わる

働き方の違いを押さえてから、登録先を選びましょう。

業務委託は個人事業主として契約する

業務委託とは、会社に雇われず個人事業主として仕事を請け負う契約です。

2026年9月時点のCaSyの家事代行の業務委託は時給1,500円〜です。

2026年9月時点では福井県・宮城県が1,250円〜で、週1回1時間から、8時〜20時の間で働く時間を選べます。

ノルマはなく、未経験でも資格なしで応募できます。

そのかわり、社会保険・雇用保険の適用はありません

作業中に依頼主の家財を壊したときの扱いは、サービスごとに違う点に注意が必要です。

CaSyは公式のよくある質問で、万一の破損についてCaSy側が損害保険に加入していると案内しています。

パート・アルバイトは雇用契約で働く

パート・アルバイトとして採用される場合は、勤務先と雇用契約を結びます。

働く時間や訪問先はシフトで決まり、業務委託ほど自由には動かせません。

一方で、労働時間などの条件が勤務先の基準を満たせば、社会保険や雇用保険の対象になります。

加入できるかどうかは勤務先の条件しだいなので、応募前に募集要項で確かめてください。

受け取る収入は給与所得に区分され、勤務先での年末調整の対象になります。

同じ収入でも申告の方法が変わる

会社員の副業では、給与・退職以外の所得が年間20万円以下なら所得税の確定申告は不要とされています。

この20万円ルールは給与以外の所得についての基準です。

ただし給与を2か所以上から受けている場合は、年末調整されなかった給与の収入金額も合計して判定します。

給与所得どうしは合算して扱う決まりです。

業務委託の報酬が事業所得と雑所得のどちらに当たるかは、社会通念上事業と称するに至る程度で行っているかどうかで判定されます。

住民税の申告は別に必要になる場合があり、自分の働き方がどちらに当たるか迷うときは税務署や税理士に確認してください。

家事代行の副業の仕事内容と当日の流れ

家事代行の副業の仕事内容と当日の流れ

家事代行の副業でやることは、依頼主の家に訪問し、掃除・洗濯・料理といった家事を決められた時間内に行う仕事です。

持ち物や支給されるものはサービスごとに違うので、応募前に募集要項で確かめてください。

  • 依頼の中心は掃除・洗濯・料理
  • 訪問から報告までが1回の仕事
  • 引き受けない作業の線引きがある

依頼の中身と当日の流れ、引き受けない作業の線引きを先に押さえておくと、初回から迷わず動けます。

依頼の中心は掃除・洗濯・料理

依頼の中心は、掃除・洗濯・料理の3つです。

掃除は水回りや床、洗濯は洗う・干す・たたむまでが一続きの作業で、料理は数日分の作り置きを頼まれることもあります。

CaSyでは料理の業務委託を別枠で設け、掃除の案件より高い時給を設定しています。

資格は応募の条件になっていません。

調理師や整理収納アドバイザーは、あれば歓迎される程度の扱いで、公式の応募要項にも未経験者可・資格不要と明記されています。

訪問から報告までが1回の仕事

約束の時間に訪問し、玄関先で当日の依頼内容を確認するところから仕事が始まります。

進み方は次のとおりです。

  1. 訪問して依頼内容と要望を確認する
  2. 使う洗剤や道具の場所を教えてもらう
  3. 優先順位を決めて時間内に作業する
  4. 仕上がりを見てもらい、報告して退出する

自宅の家事と違うのは、他人の家財を扱いながら、決められた時間で区切りをつける点です。

全部に手をつけて中途半端に終わるより、依頼主が優先したい場所から仕上げるほうが満足度は上がります。

引き受けない作業の線引きがある

範囲の外にある作業は、断って問題ありません。

作業の範囲をあらかじめ定めているサービスでは、スタッフはその範囲の中で働きます。

その場の流れで範囲外の頼まれごとを引き受けると、時間が押して本来の依頼が終わらないうえ、次回から同じ要求が続きます。

判断に迷う依頼は、その場で答えず運営に確認してから返事をするのが安全です。

無理な要求を断る根拠は、個人の気の持ちようではなくサービス側の規約にあります。

登録前に規約を読んでおくと、当日に迷いません。

家事代行の副業で見込める収入の目安

家事代行の副業で見込める収入の目安

2026年9月時点で各社が公表している家事代行の副業の時給は、1,200円台から3,000円台です。

各社が働き方ごとの月収例を公表しているので、金額の見当はつけやすい部類に入ります。

  • 時給の相場は1,200円台から3,000円台
  • 稼働日数で変わる月収のモデル
  • 移動時間を入れると実収入は下がる

時給の幅、稼働日数ごとの月収、移動時間を含めた実収入の順に確認してください。

時給の相場は1,200円台から3,000円台

2026年9月時点では、時給の下限が1,200円台、上限が3,000円台です。

主要な2社を並べると、金額の決まり方の違いが見えます。

項目CaSy(業務委託)タスカジ
時給1,500円〜1,860円(福井県・宮城県は1,250円〜/料理業務委託・一部の都内特別報酬付案件は1,900円〜)手取り1,230円〜3,000円を自己設定
上限・平均指名料や評価によるグレードアップで最高2,260円(料理業務委託・一部の都内特別報酬付案件の場合)平均報酬額は約1,900円

※CaSyは2026年9月時点、タスカジは2026年4月時点の情報です。最新の内容は各公式サイトをご確認ください。

出典は、どちらも2026年9月8日に確認したCaSyの業務委託の求人と、タスカジのタスカジが報酬上限を撤廃です。

2026年9月時点のCaSyは、料理の業務委託や都内の特別案件が1,900円〜で、交通費880円〜/回が別途支給されます。タスカジは報酬を自分で設定する仕組みを採っており、実績が積み上がるほど単価を上げやすい設計です。

稼働日数で変わる月収のモデル

月収は、働く日数によって大きく変わります。

CaSyが公表している働き方の例は次のとおりです。

働き方の例月収
Wワークで週末のみ働く約3〜5万円
子育ての合間に効率的に働く約6〜8万円
週5日 平日に安定的に働く約21〜25万円

※2026年9月時点でCaSyが公表している個人の例です。最新の内容は各公式サイトをご確認ください。

CaSyの業務委託は週1回1時間から選べるので、少ない日数で試してから増やしてください。

公表されているのは個人の例であり、依頼が毎週埋まる保証はありません。

移動時間を入れると実収入は下がる

移動が長いと、働いた時間より拘束される時間のほうが長くなります。2026年9月時点の時給1,500円で2時間働けば報酬は3,000円、交通費880円を足して3,880円です。往復1時間を加えた拘束3時間で割り直すと、実質は1時間あたり約1,293円まで下がります。額面の時給だけで判断すると、この差に気づけません。移動が短いほど差は縮むので、登録先は自宅に近いエリアで継続案件を取れるかどうかで選びましょう。

家事代行の副業サービスの選び方

家事代行の副業サービスの選び方

家事代行サービスは、契約形態・移動できる範囲・報酬の決まり方・破損時の補償の4点で選びます。

契約形態が違えば、手続きの重さも収入の伸び方も変わります

  • 契約形態から選ぶ
  • 移動できる範囲に案件があるかで選ぶ
  • 報酬の決まり方で選ぶ
  • 破損時の補償のしくみで選ぶ

4点を順に確認していきましょう。

契約形態から選ぶ

契約形態とは、業務委託か雇用かという働き方の区分のことです。業務委託は個人事業主として契約する形で、CaSyの場合は社会保険・雇用保険の適用がありません。時間の自由がきくかわりに、税や保険の手続きは自分で行います。主要サービスの条件を並べると次のとおりです。

サービス名契約形態時給レンジ最低稼働報酬の決め方補償
CaSy業務委託1,500円〜1,860円(料理業務委託・一部の都内特別報酬付案件は1,900円〜、最高2,260円)週1回1時間〜運営が設定公式FAQでCaSyが損害保険に加入と案内
タスカジ業務委託1,230円〜3,000円公表なし本人が設定各自で要確認

※2026年9月時点の各社公表情報です。最新の内容は各公式サイトをご確認ください。

登録先を絞るときは、時給より先に契約形態の欄を見てください。

移動できる範囲に案件があるかで選ぶ

自宅から片道どれくらいで通える範囲に案件があるかを、登録前に確認します。家事代行は依頼主の自宅で作業するので、移動そのものは報酬になりません。CaSyは2026年9月時点で交通費が1回880円〜別途支給されますが、往復1時間かけて1時間だけ働く形では、拘束時間に対する手取りが薄くなります。同じサービスでも地域ごとに時給が違う点にも注意してください。CaSyの業務委託は1,500円〜、福井県・宮城県は1,250円〜と示されています。

報酬の決まり方で選ぶ

報酬の決め方には、運営が決める型と本人が決める型があります。

CaSyは2026年9月時点で時給1,500円〜、指名料や評価に応じたグレードアップにより最高2,260円まで上がる仕組みです。

タスカジは2026年4月に運営が設けていた上限を撤廃し、手取り1,230円〜3,000円の範囲をハウスキーパー自身が設定します。

2026年4月時点の平均報酬額は約1,900円と同社の公表資料に示されています。

金額を最初から読みやすいのは前者で、実績を単価に反映させやすいのは後者です。

破損時の補償のしくみで選ぶ

作業中に家財を壊したときの扱いは、サービスによって分かれます。

どのサービスでも全額が補償されるとは限りません

CaSyは、2026年9月8日に確認した公式のよくある質問で、お客様の物品を破損した場合はCaSyにて損害保険に加入していると案内しています。

登録前に、補償制度の有無と適用範囲、自己負担の金額を確かめておきましょう。

保険料をどちらが負担するかまで見ておくと、万一のときに慌てずに済みます。

家事代行の副業を始めるまでの手順

家事代行の副業を始めるまでの手順

家事代行の副業を始める手順とは、応募と面談、登録、初回の受注という3つの段階のことです。

資格をそろえたり道具を買ったりする前に、この3段階を順番に踏むほうが早く仕事に入れます。

  • 応募して面談と研修を受ける
  • プロフィールと対応エリアを登録する
  • 初回は近場の短時間案件から受ける

それぞれ順に確認していきましょう。

応募して面談と研修を受ける

まず各サービスの公式サイトを開き、スタッフ登録フォームに進んでください。

  1. 公式サイトの応募フォームに必要事項を入力する
  2. 説明会または面談に参加する
  3. 研修で作業手順と訪問時のマナーを確認する
  4. 契約内容に同意して登録を完了する

面談がオンラインか対面か、研修に実技が含まれるかはサービスごとに異なります。応募前に募集要項で形式と所要時間を確認してください。CaSyの業務委託は未経験者可・資格不要と明記されており、応募の時点で資格証の提出を求められることはありません。

プロフィールと対応エリアを登録する

登録するのは、対応できる家事の種類と、通える範囲の2つです。掃除だけを受けるのか料理も引き受けるのかをはっきりさせ、稼働できる曜日と時間帯を合わせて設定します。CaSyの業務委託なら週1回1時間から、8時〜20時の間で勤務時間を選べ、ノルマもありません。対応エリアは、自宅から無理なく往復できる範囲に絞るのが基本です。広く登録するほど依頼の母数は増えますが、遠い依頼が続くと移動だけで一日が終わります。

初回は近場の短時間案件から受ける

CaSyの業務委託は週1回1時間から受けられるので、初回は近場の1〜2時間の案件で十分です。作業時間には時給が付きますが、移動している時間そのものに報酬は発生しません。交通費は2026年9月時点で1回あたり880円〜が別途支給されるものの、往復に1時間かかれば、拘束時間あたりの実収入は時給の数字より下がります。初回は道具や収納の位置を確認しながら進むため、慣れた人と同じ時間では終わらないと考えておいてください。初回から遠方の長時間案件を入れない。近場で数件こなし、所要時間の感覚をつかんでから距離と件数を伸ばしましょう。

会社員が家事代行を副業にする前に確認すること

会社員が家事代行を副業にする前に確認すること

家事代行を副業にする前に確認するのは、勤務先の就業規則です。

そのうえで、本業と合わせた働きすぎを避ける時間の見積もりと、住民税の仕組みも押さえておきましょう。

  • 就業規則が副業を認めているかを確認する
  • 本業と合わせた働きすぎを避ける
  • 住民税の仕組みを知っておく

3つとも登録先を決める前に済ませておくと、始めてから慌てずにすみます。

就業規則が副業を認めているかを確認する

勤務先の就業規則で、副業に関する条項を先に確認してください。

厚生労働省が平成30年1月に改定したモデル就業規則では、労働者は勤務時間外において他の会社等の業務に従事することができるとされています。

この点は、2026年9月8日に確認した厚生労働省の副業・兼業の促進に関するガイドラインに記載があります。

もっとも、モデル就業規則は国が示す雛形であり、全社にそのまま適用されるわけではありません。

届出で足りるのか許可が要るのかは会社ごとに違うので、自社の規則を読んで判断しましょう。

会社がどこまで副業を止められるのかは、下記の記事にて範囲ごとに整理しています。

関連記事

就業規則が副業を制限できる範囲は、4類型までです。まず労務提供上の支障・秘密の漏洩・名誉信用の毀損・競業が、その中身になります。「副業禁止」と書いてあっても、それだけですべての副業が禁じられるわけではありません。範囲を先に確かめましょう[…]

副業は就業規則でどこまで禁止できる?制限が及ぶ4つの範囲と進め方

本業と合わせた働きすぎを避ける

稼働は週1回1時間からで構いません。

CaSyの業務委託は8時から20時の間で勤務時間を決められ、ノルマもないので、本業の繁忙期には件数を落とせます。

気をつけたいのは、移動や着替えを含めた実際の拘束時間です。

1時間の案件でも往復の移動を足すと2時間近くになり、休日が細切れになっていきます。

本業に支障が出れば会社は副業を制限できますので、最初の1〜2か月は週1回に固定し、体力の余裕を見てから増やしてください。

住民税の仕組みを知っておく

住民税とは、前年の所得に応じて市区町村と都道府県へ納める税金です。

副業の所得が年間20万円以下なら所得税の確定申告は不要ですが、住民税の申告は別に必要な場合があります

2026年9月8日に確認した名古屋市の市民税・県民税の申告に関するQ&Aも、所得税のような申告の省略範囲は住民税に無いと説明しています。

「20万円以下なら申告は一切不要」という説明は、所得税に限った話が独り歩きしたものです。

業務委託で受けた報酬は給与以外の所得にあたり、アルバイト契約なら給与所得として本業と合算されます。

判断に迷う点は、お住まいの自治体か税理士に確認してください。

家事代行の副業で必要になる確定申告と扶養の境目

家事代行の副業で必要になる確定申告と扶養の境目

家事代行の副業で目安になる金額は、確定申告の20万円と社会保険の扶養の130万円の2つです。

同じ収入でも、業務委託か雇用かで扱いが変わるので、自分の契約形態を先に確かめてください。

  • 業務委託の所得が年20万円を超えたら確定申告
  • 20万円以下でも住民税の申告が必要な場合がある
  • 社会保険の扶養は年収130万円が目安
  • 帳簿がないと雑所得として扱われる

4つの境目を順に確認しましょう。

業務委託の所得が年20万円を超えたら確定申告

業務委託として受け取った報酬は、経費を差し引いた所得が年間20万円を超えた時点で確定申告が必要になります。

対象になるのは、会社員が給与のほかに得た所得のうち、給与所得と退職所得以外のものです。

条件は2026年9月8日に確認した国税庁の給与所得者で確定申告が必要な人で読めます。

2026年9月時点の時給1,500円で週1回2時間、月4回の稼働なら年間14万4,000円です。

これを週2回に増やすと、年間28万8,000円となり20万円を超えます。

判断の基準は報酬の総額ではなく、交通費や消耗品などの経費を引いたあとの所得の額です。

税額の計算や申告の流れは、下記の記事にてくわしく解説しています。

関連記事

副業で20万以上稼ぐと、所得税の確定申告義務が発生する仕組みです。そのため正しく申告しないと無申告加算税や延滞税といったペナルティを受ける可能性があります。そのかわり経費の計上や青色申告という手もあります。課税所得を大幅に減らせるケース[…]

副業で20万以上稼いだら確定申告は必要?税額・手順・節税策を解説

20万円以下でも住民税の申告が必要な場合がある

20万円以下でも、申告が一切いらないわけではありません。

20万円ルールはあくまで所得税の確定申告義務の基準であり、住民税の申告義務は別に残る場合があるとされています。

所得税の確定申告をしないのであれば、お住まいの市区町村へ住民税の申告が必要になることがあるので、自治体の窓口で扱いを確かめてください。

もう一つ気をつけたいのが、給与所得同士の掛け持ちです。

家事代行を雇用契約のパートとして働く場合、受け取る収入は給与所得に区分されます。

本業で年末調整を受け、パート分の給与が年末調整されなかったときは、その収入金額と給与以外の所得との合計額で20万円を判定します。

社会保険の扶養は年収130万円が目安

社会保険の扶養から外れる目安は、年収130万円です。

配偶者の扶養に入っている方がこの水準を超えると、自分で国民健康保険と国民年金に加入することになります。

人手不足による残業などで一時的に収入が増えた場合は、事業主の証明により引き続き被扶養者と認定される取扱いが設けられています。

繁忙期の増収で一時的に超えたようなケースが想定されるので、加入している健康保険組合や勤務先に相談してください。

取扱いの内容は、2026年9月8日に確認した厚生労働省の「130万円の壁」への対応に示されています。

帳簿がないと雑所得として扱われる

雑所得とは、事業所得を含む9種類の所得区分のどれにも当てはまらない所得のことです。

家事代行の業務委託で受け取る報酬も、事業所得と雑所得のどちらに当たるかで申告の扱いが変わります。

一方、取引を記録した帳簿書類の保存がない場合は、原則として業務に係る雑所得に当たると国税庁の通達に示されています。

事業所得と認められるかどうかの判定は、社会通念上事業と称するに至る程度で行っているかどうかです。

この内容は、2026年9月8日に確認した国税庁の所得税基本通達新旧対照表に書かれています。

区分が変われば青色申告特別控除や損益通算の扱いも変わるので、稼働日と報酬の記録は月ごとに残しておきましょう。

実際の線引きは働き方ごとに分かれます。

迷ったら所轄の税務署か税理士に確認してください。

※最新の税制は国税庁公式サイトをご確認ください

家事代行の副業は契約形態を決めてから登録しよう

家事代行の副業は、契約形態を決めてから登録先を選ぶと迷いません。

手順は3つです。

業務委託か雇用かを決め、週1回1時間から入れる近場の案件を選び、初回は移動時間まで含めて記録します。

資格の有無より、通える距離と入れる時間帯のほうが続けやすさを左右するでしょう。

在宅で探せる仕事と見比べたいなら、下記の記事も併せて読んでみてください。

関連記事

主婦の在宅副業は、仕事の種類ではなく探す場所と目標額から決めると迷いません。安全に応募できる場所を1つ選び、手数料を引いた手取りで月の目標を組めば、生活時間に合う仕事は自然に絞られます。順番を逆にすると、教材費を先に求める募集や、[…]

主婦の在宅副業は探す場所で決まる|安全なサイトと選び方
家事代行の副業の始め方|業務委託とパートの違い・収入目安・確定申告
フォローして最新情報をいち早く確認しよう!