版 01 / 04
藍を刷る
いちばん下に敷く色から刷ります。乾かないうちに次を重ねると、色が濁って輪郭が眠くなります。1色ごとに一晩置くのは、そのためです。
AI INDIGO▲ 画面をスクロールすると、版が1枚ずつ重なります。
JavaScriptが動いていないため、すべての版(工程)を重ねた状態で表示しています。読み物としては欠けていません。
HOW WE WORK
紙を決めてから、文字を決めます
先に文字組みを作ってしまうと、紙が変わったときに全部やり直しになります。順番を逆にしないだけで、刷り直しがほとんど無くなります。
1. 紙を選ぶ
厚み・かたさ・繊維の向きを見ます。活版は紙に凹みを残す刷り方なので、やわらかく厚い紙ほど表情が出ます。逆に、薄い紙に強く押すと裏側に文字が浮きます。
2. 活字を拾う
原稿を見ながら、一文字ずつ棚から拾って文選箱に並べます。1ページぶんでおよそ600字。拾い間違いは刷ってから直せないので、ここで2人が別々に読み合わせます。
3. 圧を決める
紙の厚みと版の高さの差を、下敷きの紙で埋めて調整します。ここを1枚ぶん間違えると、文字の一部だけが薄く出ます。試し刷りは平均14枚です。
ABOUT
4人と、3台の機械でやっています
職人は4人。手フート1台、平圧機2台。活字は約12万本を棚に入れたまま使っています。新しく買い足せない書体があるので、無くなった字は作字して補っています。
| 最小の部数 | 30部から |
|---|---|
| いちばん多い依頼 | 名刺・招待状・小部数の本 |
| 色数 | 1色〜4色(1色ごとに1日置きます) |
| 納期のめやす | 名刺 2週間 / 本 6〜10週間 |
| できないこと | 写真の網点、5,000部を超える印刷 |