台座は、砂で型を取る
真鍮の地金を砂型に流し、冷ましてから旋盤に乗せます。表面の細かなうねりは削り跡です。均さずに残しているので、光の当たり方で表情が変わります。
TOKANSHA / ARC-1
TOKANSHA — BRASS & ENAMEL LIGHTING
真鍮の地金を砂型に流し、冷ましてから旋盤に乗せます。表面の細かなうねりは削り跡です。均さずに残しているので、光の当たり方で表情が変わります。
外は深緑のホーロー、内は磨いた真鍮。内側で一度反射させてから下ろすことで、手元に落ちる光が黄みを帯びます。この色は塗料ではなく、反射で作っています。
光源が直接目に入らないよう、傘の口に厚み4mmの乳白ガラスを一枚。硝子は富山市内の工房に別注しています。厚みを変えると、光の柔らかさが変わります。
どの角度から見ても、見せたくない面がないこと。灯環舎が最後に確かめるのはそこです。裏側には、組んだ職人の頭文字が一字だけ打ってあります。
Philosophy
灯環舎は、富山県高岡市にある9人の照明工房です。1968年、仏具の真鍮部品をつくる下請けとして始まりました。
部屋を隅々まで明るくする道具はもう十分にあります。私たちがつくるのは、暗いところを暗いままに残して、必要な場所だけを照らす灯りです。
What we do
売って終わりにはしません。灯環舎の灯りは、30年後に同じ部品が出てくる前提で設計しています。
4つの型を基本に、傘の色・高さ・口径・真鍮の仕上げをご相談のうえ決めます。標準の納期は受注から10週です。
他社製・年代物も承ります。配線の引き直し、ホーローの焼き直し、欠けたガラスの吹き直し。見積は無料です。
店舗や住宅の図面を拝見して、台数と高さを決めるところから入ります。既製品を並べるより台数が減ることがほとんどです。
「光の色を決めるのは電球ではない。
傘の内側の、磨きの深さだ。」 二代目 灯環舎主人 — 架空の人物です