雪待山具YUKIMACHI ALPINE

SHELL / 防水シェル

稜 RYO

3層、340g。雨より先に、内側の汗で濡れます。抜ける量を増やすほうから設計しました。

ホーム山具 / 防水シェル 稜

脇下の通気 左右で同じ長さ 止水ファスナーは前1本だけ 裾は片手で絞れる

止水ファスナーを2本、やめました。

雨具が濡れる理由の順番は、たいてい「汗 → 袖口 → 雨」です。外から入ってくる前に、内側でこもった水分で濡れます。防水の等級を上げても、この順番は変わりません。

稜は、胸と腰にあった止水ファスナーを外し、そのぶん脇下の通気口を片側260mmまで長くしました。ポケットは1つ減りますが、歩いている最中に開け閉めできる範囲が増えます。重さも軽くなりました。

  • 3層
  • 340g
  • 通年
  • 通気 260mm
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この形にした理由

守るより、抜く

  1. 耐水圧の数字を上げなかった

    生地の等級を上げると、内側から抜ける量も落ちます。山で一晩を越す用途では、抜ける量のほうが効きました。

  2. フードは首から動かす

    フードだけを回す作りにすると、風の強い日に顔を振り向けるたびに視界が消えます。首ごと動く量を確保しました。

  3. 裾のひもは右だけに出す

    左右に出すと絞りは均等になりますが、片手が塞がる場面で使えません。右手ひとつで絞れる位置に寄せました。左利きの方には左に付けます。

仕様

仕様と、重さの内訳

本体の重さ340g(生地 250g / ファスナー 44g / フードの芯とひも 26g / 面ファスナー 20g)
構造3層(表地 / 防水の膜 / 肌側の編み地)
通気脇下 片側260mm / 両側で520mm / 片手で開けられる引き手
ポケット胸に1つ(手袋のまま開く大きさ)。腰のポケットはありません
サイズS・M・L・LL の4つ。肩幅と着丈は10mm刻みで直せます
手入れ洗ってから低温で乾かすと、表面の水はじきが戻ります
直せるところファスナー交換・裾ひもの交換・防水の張り直し(つくり方の「直す」)

数値はすべて創作です。実案件では、生地メーカーの試験成績書の値をこの表に入れます。

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