甕覗舎KAMENOZOKISHA

一点もの ─ 本日 9点

同じ番号は、二つありません。

同じ段を同じ回数くぐらせても、その日の甕の温度で青はずれます。 だから当舎は反物を一点ずつ番号で呼びます。番号の下2桁は、その年に染めた通し番です。

濃さ
布

いま棚にあるのは 9 点

K-118

甕覗の木綿

段
1段 甕覗
くぐり
2回
布
木綿(播州の平織)
長さ
3.6m / 幅 38cm

建てて4日目の、まだ弱い甕から。青というより、水に青を落とした色。

24,000円

K-121

浅葱の麻

段
3段 浅葱
くぐり
6回
布
麻(近江の生平)
長さ
3.0m / 幅 40cm

麻は木綿より染まりが浅い。同じ6回でも、木綿なら1段濃く出る。

31,000円

K-126

空色の木綿

段
4段 空色
くぐり
9回
布
木綿(播州の平織)
長さ
4.2m / 幅 38cm

シャツ1枚と、余りで小物が2つ取れる長さ。棚でいちばん動きが早い段。

28,000円

K-130

縹の絹

段
5段 縹
くぐり
12回
布
絹(座繰りの紬)
長さ
2.8m / 幅 36cm

絹は熱に弱いので、液温を22℃まで下げて染める。1日2回しか沈められない。

46,000円

K-134

藍の木綿

段
7段 藍
くぐり
18回
布
木綿(播州の平織)
長さ
4.4m / 幅 38cm

「藍色」と言われたとき、ほとんどの人が思い浮かべる青がこの段。

33,000円

K-137

中藍の麻

段
8段 中藍
くぐり
24回
布
麻(近江の生平)
長さ
3.4m / 幅 40cm

24回のうち後半6回は、11月のいちばん冷えた週に入れた。青が締まっている。

38,000円

K-141

濃藍の絹

段
9段 濃藍
くぐり
30回
布
絹(座繰りの紬)
長さ
2.6m / 幅 36cm

30回沈めるのに19日かかった一点。絹でここまで濃くできるのは年に2〜3点。

52,000円

K-145

紺の木綿

段
10段 紺
くぐり
36回
布
木綿(播州の厚地)
長さ
4.0m / 幅 38cm

仕事着に使われてきた段。洗うたびに薄くなるのではなく、澄んでいく。

36,000円

K-149

褐返の木綿

段
12段 褐返
くぐり
48回
布
木綿(播州の厚地)
長さ
3.8m / 幅 38cm

黒に見えるが黒ではない。日の下へ持ち出すと、縁だけが紫を返す。

41,000円

実物の色は、画面より一段濃く見えることが多いです。 迷われた場合は、同じ甕・同じ回数で染めた端切れ(10cm角)を無料でお送りします。 端切れは1回につき3枚まで、送料も当舎で持ちます。

畳んだ布を四枚重ねたところ。上から順に濃い段、下へゆくほど淡い段。
畳んで重ねると、段の差がいちばん分かる。

棚に出すまで

染め上がってすぐには、棚へ出しません。

染めたばかりの布は、余分な染料が乗っています。そのまま渡すと、 一度目の洗いで色が落ちたように見えてしまいます。当舎では水を替えて3回洗い、 陰で7日干してから番号を打ちます。

棚に並ぶまでが、染め終わりから10日。この10日は値段に入っていますが、 お客様の目には見えない部分です。