蕎麦 碾初HIKIZOME

今日の粉で出せるのは、この六つです。

品書き ─ 一回の碾きで32食、三回で96食

数を増やさないのは、粉の持ち時間が40分しかないからです。 品数を増やすと、その分だけ蕎麦を茹でる順番が遅れます。遅れた一杯は、もう別の食べ物になります。

まず、せいろで決めてください。

温かい蕎麦は、香りより喉ごしのお品です

せいろ
その回の粉。二八。盛りは一枚120g、おかわりは半枚から承ります。
950円
粗碾きせいろ
篩を一段飛ばした粉。香りが立つかわりに切れやすく、一日18食まで。
1,250円
かけ
温かいつゆ。香りは湯気と一緒に逃げるので、そのぶん出汁を強くしています。
1,000円
鴨せいろ
つけ汁は注文のたびに温めます。焼き目を付けてから15分寝かせた鴨。
1,700円
天せいろ
海老二本と、その朝の野菜三種。揚げ油は綿実。蕎麦より先に出ます。
1,850円
そばがき
注文をいただいてから練ります。出すまで七分。前の回の粉を使います。
800円

価格はすべて税込み。蕎麦湯は回の終わりに、鍋ごとお持ちします。 日本酒は三種を常温で。碾いている時間は、こちらも手が離せないため、お酒は回の始めにお伺いします。

つゆは、二日寝かせてから使います。

返しと出汁のこと

返しは醤油・味醂・砂糖を合わせて二日置きます。角が取れるまで待つだけで、 手は加えません。出汁は鰹の厚削りを一番だけ。二番は取りません。 薄いと言われることがありますが、蕎麦の香りより濃いつゆは、うちの場合は邪魔になります。

猪口は小さめです。つゆに全部浸すのではなく、先の三分の一だけ付けて召し上がってみてください。 四十分以内の粉は、それでちょうど届きます。

つゆを張った蕎麦猪口と、薬味の小皿
猪口は口径10cm弱。薬味は葱と山葵、辛味大根は冬だけ。

持ち帰りは、ありません。

断っている四つと、その理由

蕎麦の持ち帰り 茹でてから10分で、別の食べ物になります。折詰にする技術がうちにはありません。
生蕎麦・粉の販売 売った粉が40分を過ぎたあと、どう食べられるかを見届けられません。そばがき用の粉だけ、店内でお分けしています。
大人数のご予約 卓は2名掛けが3つだけです。7名以上でお越しの場合は、回を分けてお取りください。
碾いている時間の電話 10:40・12:10・17:40 の前後20分は、臼から手が離せません。留守番電話にもしていません。

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