宵坂香料研究所YOISAKA FRAGRANCE LABORATORY

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香りの輪

12の系統に分けて考えます。触れた系統の役割と、代表的な原料が右に出ます。

12 FAMILIES

系統ごとの役割

外側ほど揮発が速く、内側の並びで隣り合う系統ほど混ざりやすい配置にしています。実務では、この輪の上で「使う系統」より先に「使わない系統」に印を付けます。

柑橘 果実 香辛 焙煎 樹脂 動物性 青葉 香草 粉花 白花 香りの輪 12 FAMILIES

扇に近づけると、その系統が手前に寄ります(キーボードのTabでも選べます)

柑橘

CITRUS

いちばん先に立ち、いちばん先に消える系統。第一印象をつくる代わりに、単独では30分ももちません。当研究所では持続の要求が高い案件ほど、柑橘を「量」ではなく「置き直す回数」で設計します。

  • ベルガモット
  • レモン
  • ビターオレンジ
  • ユズ
  • グレープフルーツ

MATERIALS

天然と合成の比率は、用途で決める

天然が上等で合成が劣る、ということはありません。毎年同じものを納める約束があるかどうかで決まります。

いずれも見本のための目安であり、実際の処方比率ではありません。
用途比率の目安そう決める理由
空間香(宿泊・物販)天然 35% / 合成 65%毎月同じものを納める必要があるため、合成を厚くする
石けん・洗剤天然 15% / 合成 85%アルカリと熱に耐えられる天然原料が限られる
化粧品天然 55% / 合成 45%処方の表示と原料の由来が重視されるため、天然を厚くする
紙製品・印刷物天然 20% / 合成 80%紙に移る成分を避けるため、揮発の遅い天然を外す
会期限定の企画天然 60% / 合成 40%持続を求めないので、天然の表情を優先できる

当研究所は2021年から、動物由来の原料を全面的に使用していません。動物性の系統はすべて合成の代替で組みます。

CONTACT

どの系統を抜くかから、一緒に決めます。

使いたい香りが決まっていなくても大丈夫です。避けたい匂いのほうが、たいていはっきりしています。