TAMA & PROGRAM
玉と演目
当社が組む玉は三系統です。真円で見せる割物、形で見せる型物、 間(ま)で見せるスターマイン。同じ予算でも、どれを主役に置くかで夜の印象は変わります。
INSIDE
玉の中を見る
右の一覧に指を置く(マウスを乗せる)と、断面の同じ層が光ります。図のほうを押しても同じように動きます。
※ 図は構造の説明のために描いた模式図です。実際の寸法・配合とは異なります。
01 / WARIMONO
割物 ─ 昇曲導付四重芯変化菊
真円に開くこと、色が同時に変わること。この二つだけを目指した玉です。 外周から四重の芯が同心円に並び、開いてから消えるまでの約4秒で、金 → 紅 → 青 → 緑と移ります。
| 項目 | 3号 | 5号 | 10号 |
|---|---|---|---|
| 開花直径 | 約60m | 約170m | 約320m |
| 打揚高度 | 約120m | 約190m | 約330m |
| 芯の数 | 一重 | 二重 | 四重 |
| 星の数 | 48粒 | 96粒 | 216粒 |
| 製作日数 | 約28日 | 約35日 | 約42日 |
| 参考価格 | 18,000円 | 52,000円 | 240,000円 |
打ち上がっていく途中の玉に、小さな尾を付けたものです。開く前から目で追えるので、 観客の視線が上がりきったところで開きます。音楽に合わせる演目では、この0.8秒が効きます。
02 / KATAMONO
型物 ─ 土星・蝶・環
星を型に並べて詰め、開いたときに図形になる玉です。開く向きが揃わないと形が崩れるため、 詰めるときの一粒の向きがすべてになります。正面から見て初めて形になるので、 観覧席の位置を先に決めてから玉を選びます。
土星
環が正面を向くのは打上げの向きで決まります。風で回るため、当日の風向きに合わせて筒の角度を変えます。
蝶
左右対称の型は、詰め始めの一粒がずれると全体が傾きます。十号では組みません(重さで形が持たないため)。
環(かん)
同心円だけで見せる玉。単純な分ごまかしが効かないため、星の大きさを1粒ずつ量って揃えます。
03 / STARMINE
スターマイン ─ 篝の谷
速射連発です。一発ずつの良し悪しではなく、間(ま)の設計で見せます。 下は7分の演目の組み立て表です。音楽に合わせる場合は、この表を0.1秒単位まで詰めます。
| 時間 | 場面 | 玉 | 発数 | ねらい |
|---|---|---|---|---|
| 0:00 | 谷が開く | 3号 昇小花 | 24 | 低く速く。観客の視線を上げる |
| 1:10 | ひとつ目の間 | 5号 変化菊 | 6 | あえて空ける。次を待たせる |
| 2:30 | 色を変える | 4号 青光露 | 40 | 青だけで埋める。目を冷やす |
| 4:00 | 型物を挟む | 5号 土星・蝶 | 8 | 形が分かる速さまで落とす |
| 5:20 | 畳みかけ | 3〜4号 混成 | 180 | 音の切れ目に合わせて詰める |
| 6:40 | 大玉一発 | 10号 四重芯 | 1 | 連発を止めて、これだけを見せる |
上記の構成で、玉・打揚・保安要員・申請代行を含めて 約280万円〜。 場所の条件によって保安要員の人数が変わるため、下見のうえで確定します。