夜空にひとつだけの
一発を、手で詰める。
篝澤煙火は、星の掛けから玉貼り、打揚の保安管理までを自社で行う煙火店です。 既製の玉を仕入れて並べるのではなく、その土地の風と、その夜の演目に合わせて一玉ずつ組みます。
この夜空は触ると反応します。動かすと火の粉がつき、押した場所で玉が開きます。
※ 上の数字は制作見本のために作った架空の値です。
TAMA & PROGRAM
玉と演目
花火は「上がった瞬間」ではなく「上がる前の一秒」で決まります。 開いてから消えるまでの時間、次の玉との間、その夜の風向き。 その全部を紙の上で組んでから、玉を選びます。
HOW WE MAKE
一玉に、四十日
玉の中身は「星」という粒です。芯になる小さな種に、火薬を含んだ液と粉を交互に掛けて、 日に一層ずつ、少しずつ大きくします。急いで厚くすると、開いたときに割れます。
星を掛ける
直径2mmの種に、色の火薬を一日一層。二十日かけて直径12mmまで育てます。層の順番がそのまま、開いてからの色の変わり方になります。
所要:約20日玉を詰める
半球の玉皮に、星を型に沿って一粒ずつ並べ、割薬を詰めます。ここで一粒でも向きが狂うと、開いたときに欠けます。
所要:1〜2日玉を貼る
クラフト紙を十数枚、糊で貼り重ねて乾かします。紙が厚いほど開くまで耐え、真円に近づきます。乾燥は天日。
所要:約15日SAFETY
「上げないほうがいい夜」を、はっきり言います
煙火は火薬類取締法で扱いが定められた火薬類です。当社は消費許可の申請、保安距離の確保、 立入禁止区域の設定、当日の風速判断までを一括で引き受けます。
そのうえで、風速が基準を超えた夜は中止を提案します。ご期待に沿えないことになりますが、 この判断だけは主催者に預けません。中止の基準は契約前に文書でお渡しします。
- 打揚場所から、保安距離が取れるか(玉の号数で決まります)
- 落下物が入る範囲に、屋根・車・立木が無いか
- 所轄への申請に間に合う日程か(最短でも45日前)
- 中止のときの取り決めが、主催者と合意できているか
| 号数 | 開花直径 | 打揚高度 | 必要な保安距離 |
|---|---|---|---|
| 3号 | 約60m | 約120m | 半径120m以上 |
| 5号 | 約170m | 約190m | 半径200m以上 |
| 10号 | 約320m | 約330m | 半径340m以上 |
CONTACT
まだ日程が決まっていない段階で、お声がけください
場所が取れるか、距離が足りるか、申請が間に合うか。この三つは早いほど選択肢が残ります。 予算の枠だけ決まっている、という段階のご相談がいちばん助かります。