SAFETY & LAW

「上げないほうがいい夜」を、はっきり言います

煙火は火薬類です。扱いは法令で定められており、当社は消費許可の申請から当日の保安管理までを一括で引き受けます。 そのうえで、条件が揃わない夜には中止を提案します。この判断だけは主催者に預けません。

DISTANCE

まず、距離が取れるかどうか

打ち上げられる玉の大きさは、予算ではなく場所で決まります。 打揚地点から観覧席・建物・道路までの距離が足りなければ、大玉は上げられません。 この一点だけは、どれだけ費用を積んでも動きません。

10号 = 半径340m 5号 = 半径200m 3号 = 半径120m 打揚地点 住宅

※ 距離は説明のための見本の値です。実際の必要距離は法令と所轄の判断で決まります。

この場所で上げられる玉(下見で判定します・見本)
取れる距離上げられる玉見え方
120m未満不可別の場所を探すか、屋内演出へ切り替えます
120m以上3号まで近くで見上げる形。連発で厚みを作ります
200m以上5号まで型物が形として見えるようになります
340m以上10号まで大玉一発が成立します

SCHEDULE

申請の段取り(最短45日)

日程が決まってからのご相談だと、申請が間に合わないことがあります。場所と日付が仮の段階でお声がけください。

  1. D-60 下見

    打揚地点から距離を実測し、落下物の入る範囲に屋根・車・立木が無いかを確認します。ここで上げられる玉の号数が決まります。

  2. D-50 演目の確定

    玉の構成・発数・時間を確定します。ここから先の追加は、玉の製作日数の都合でお受けできないことがあります。

  3. D-45 申請

    煙火消費の許可申請を所轄へ提出します。書類は当社が作成します。主催者にお願いするのは土地の使用承諾だけです。

  4. D-14 保安計画の共有

    立入禁止区域図、消火配置、連絡系統、中止の判断基準を書面でお渡しします。主催者・警備・消防で読み合わせます。

  5. D-1 筒の据付

    打揚筒を据え、砂で固定します。玉の搬入は当日の朝です(夜間に火薬を現場へ置きません)。

  6. 当日 D-3h 最終判断

    風速・風向・視界を測り、実施・縮小・中止のいずれかを決めます。判断は当社が行い、主催者へ通知します。

CANCELLATION

中止の基準は、契約前にお渡しします

当日になって揉めないために、数字で決めてあります。この基準は交渉の対象にしていません。

実施・縮小・中止の基準(見本の値です)
条件判断備考
平均風速 5m/s 未満実施通常どおり
平均風速 5〜8m/s縮小10号を外し、5号以下へ差し替えます
平均風速 8m/s 以上中止落下位置が保安距離の外へ出るため
視界 300m 未満(霧)中止見えないうえ、落下の確認ができないため
雷注意報が出ている中止電気点火のため
乾燥注意報+風速4m/s以上協議周囲の草地の状態で判断します
中止したときの費用について(見本)

玉は消費していないため、翌年へ繰り越すか、乾燥保管のうえ次回に充当します。 すでに発生した申請・警備・据付の実費のみご負担いただきます。契約書に金額の内訳を明記します。

FAQ

よくいただく質問

結婚式やイベントで、少しだけ上げることはできますか

できます。3号を10発程度から承っています。ただし場所の条件は同じで、半径120mの保安距離が取れることが前提です。ホテルの敷地内では取れないことがほとんどなので、下見を先に行います。

音楽に合わせることはできますか

できます。電気点火で0.1秒単位の制御を行います。ただし曲の権利処理は主催者側でお願いしています(当社は上映・演奏の許諾を代行していません)。

雨でも上げられますか

雨そのものは中止の理由になりません。玉は防湿処理をして現場へ運びます。中止になるのは風・雷・視界の三つです。

見学や工房の撮影はできますか

火薬を扱う建物のため、製造区画へのご案内はできません。事務所での打ち合わせと、隣接する資料室のご見学までとさせていただいています。

近隣への説明はどちらが行いますか

主催者と当社の共同で行います。当社は騒音の大きさ・時間帯・落下物の範囲を書いた説明資料を用意します。回覧や個別訪問は主催者側でお願いしています。

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