季寄せ堂KIYOSEDO

和菓子の製造・販売季(とき)を寄せて、
菓子にする。

その週にいちばん美しい草木を、餡と寒天と和三盆に置きかえます。季寄せ堂の品書きは、二十四節気にあわせて十五日ごとに入れ替わります。

春 桜 菓銘「花衣」
花びらを重ねた薄紅。三月から四月にかけて、こなしでこしらえます。

図の上を左右になぞると、季節が移ります

季節のしつらえ

十五日で、菓子を入れ替える二十四節気のこと

一年を二十四に割った節気ごとに、意匠と菓銘を組み直します。桜が散れば桜の菓子は下げ、若楓に替える。手元に長く置ける菓子ではなく、その半月にしか出会えない菓子をこしらえるのが、季寄せ堂のやり方です。

贈りものにお使いいただくときは、お届け日の節気にあわせてお仕立ていたします。

季節のしつらえを読む

  • 立春から穀雨まで うぐいす餅・花衣・草餅・若草
  • 立夏から大暑まで 葛焼き 涼雅・水無月・露しずく
  • 立秋から霜降まで 着せ綿・栗蒸し羊羹 山霞・照葉
  • 立冬から大寒まで 玉椿・寒紅梅・六花

つくり方

材料は四つしかない小豆・寒天・和三盆・水

香料も着色料も使いません。色は小豆の皮、抹茶、梔子(くちなし)、紫芋から取ります。

其の一

餡を炊く

北海道産の小豆を渋切りして三度、炊き上げまでおよそ六時間。銅の平釜で、木べらの手ごたえだけを頼りに水分を決めます。

其の二

寒天を煮る

糸寒天を一晩水に戻し、弱火で溶かして漉します。粉寒天は使いません。歯にあたる切れ味が変わるためです。

其の三

木型で打つ

干菓子は先代からの桜材の木型で打ちます。型は使うほど角が丸くなるので、十年ごとに彫り直しています。

つくり方を詳しく見る

店へ

朝九時に、その日の菓子が並びます

生菓子は数に限りがございます。お急ぎの折や、まとまった数のご用命は前日までにお知らせください。ご進物の掛紙・のし・風呂敷もご相談を承ります。