柊野検眼所HIIRAGINO

枠 / 見本112本掛け心地は、
耳のうしろ15mmで決まります。

意匠の話をいちばん後にするのは、そこが最後まで動かせる場所だからです。 先に決めるのは、鼻あての角度(平均11度)と、耳のうしろ15mmの曲がり。 この2か所は、同じ型でも全員ちがう形に曲げ直します。

鼈甲柄のアセテートの板を4枚ずらして重ね、切れ端を1枚離して置いたところ
厚さ6mmの板。左の切れ端は、反りが出て使わなかったもの。
6mm

板の厚み。削り出すと最後は2.4mmになります

3週

削る前に寝かせる日数。ここで反るものを外します

17工程

板1枚が枠1本になるまで。磨きだけで4工程あります

4枚に1枚

反りが出て使わない板の割合

なぜ先に反らせるのか

反るものは、削っても反り続けます。

板は水分を含んでいて、削って薄くすると形が動きます。 出来上がってから動くと、せっかく合わせた鼻あての角度が狂う。 だから先に3週間置いて、動くものには先に動いてもらいます。

この工程を入れると、仕上がりまでの日数が8日増えます。 当所が「最短でも8日」と申し上げているのは、そのぶんです。 急ぎのご事情がある方には、既製の枠に入れる方法をご案内します(所要2日・お預かり品の加工は承りません)。

動く材料は、先に動かしておく。

試験レンズを並べた検眼室の盆
枠を選ぶのは、この盆での90分が終わってからです。

お預かりから、お渡しまで

8日めと11日めに、2回合わせます。

1日め検眼 90分枠はまだ選びません
2日め枠合わせ 40分112本の棚から、顔の寸法に合う範囲だけをお出しします
3日め〜7日めレンズの手配と削り1本ずつ形を写して削ります
8日め1回めの調整 25分鼻あての角度と、耳のうしろ15mm
11日め2回めの調整 20分3日掛けていただいた上での微調整。ここでお渡しです
以降調整は何度でも昨年、調整だけでお越しになった方は1,140人でした

2回めの調整を省く方もいらっしゃいますが、 当所からは3日掛けてからもう一度お越しになることをお勧めしています。 掛けはじめの3日で、鼻あては必ず少し沈みます。

検眼を予約する(90分)