検眼 / 所要90分90分のあいだに、
28回たずねます。
「1と2、どちらがはっきりしますか」。この問いを片眼で28回、両眼で6回くり返します。 同じ問いに聞こえて、毎回0.25ずつちがう。答えが揺れた場所まで戻るのが、この90分の目的です。
90分の内訳
はじめの20分、レンズには触りません。
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12分
いま困っていることを、時刻で伺う
「見えにくい」ではなく「何時ごろ、何をしているときに」を伺います。 夕方だけなのか、朝からなのか。困る時刻が分かると、調べる場所が半分に減ります。
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8分
顔を、定規3本で測る
瞳と瞳の間、鼻の付け根の高さ、耳の位置。ここで頂点間距離12mmの基準を作ります。 この8分を省くと、あとの82分が当てになりません。
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38分
0.25ずつ、行って戻る
機械が出した値を出発点に、盆の試験レンズを1枚ずつ入れ替えます。 強いほうへ2枚進み、弱いほうへ3枚戻る。答えが揺れた地点が、その方の限界です。
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14分
左右の釣り合いを取る
片眼ずつ合った度数を、両眼で掛けると崩れることがあります。 利き目のほうが強く出るためで、ここで0.25を1枚だけ抜くことがよくあります。
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18分
その度数のまま、外を歩いていただく
試験枠を掛けたまま、所内の階段を下りて、通りの向かいの看板を読んでいただきます。 床の傾きと段差の見え方は、椅子に座ったままでは分かりません。
0.25の物差し ─ つまみを動かしてみてください
柊野町二丁目、坂の途中に看板が出ています。
一段ごとの差が分かりはじめる辺りです。
画面のにじみで度数の刻みを見ていただくための仕掛けです。視力の測定ではありません。
よく聞かれること
機械で測った数字を、そのまま使わないのはなぜですか。
機械が出すのは、目の表面の形から計算した「およその値」です。 出発点としては優秀ですが、その値のまま作った眼鏡が合う方は、当所の記録で10人に3人ほど。 残りの7人は、0.25から0.75のあいだで戻したところに落ち着きます。
機械は8分、人の手は38分。この差が、そのままお代の差になっています。 ご納得いただけない場合は、測った値だけをお持ち帰りいただいて構いません。