ワイモバイルの家族割は、2~9回線目の基本使用料が1,100円割引になるサービスです。
シンプル2プラン以外の旧プランを利用している場合は、1,188円または550円の割引となります。
本記事では、ワイモバイルの家族割の内容を解説するとともに、適用条件やあとから申し込む方法について紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
ワイモバイルの家族割について知り、スマホ料金をお得にしましょう。
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ワイモバイルの家族割サービスの基本概要
ワイモバイルの家族割は、1回線目(主回線)を除く2~9回線目(副回線)の基本料金が安くなるサービスです。
複数回線を契約する際に役立つサービスで、家族や同居人のスマホをまとめてワイモバイルにするとお得に利用できます。
まずは、ワイモバイルの家族割の概要を解説するので、家族割とはどのようなサービスであるのかを確認しましょう。
2~9回線のスマホが安くなる
ワイモバイルの家族割はすでに1回線契約している方をはじめ、家族や同居人が新たにワイモバイルを契約すると2回線目以降の基本料金がお得になるサービスです。
家族割を申し込むと、次の割引が受けられます。
対象料金プラン | 割引額 |
---|---|
シンプル 2 S/M/L | ▲1,100円/月 |
シンプルS/M/L | ▲1,188円/月 |
スマホベーシックプラン Pocket WiFiプラン2(ベーシック) データベーシックプランL | ▲550円/月 |
※税込価格
ワイモバイルの家族割引では、現行プランのシンプル2で毎月1,100円の割引が受けられます。旧プランも対象プランがいくつかあるため、すでに契約中の方で加入していない場合は、加入しましょう。
家族または同住所が適用条件
家族割が適用される方は、次のとおりです。
- 家族(血縁・婚姻)であること
- 同住所であること
家族(血縁・婚姻)の場合には同居と別居を問わないことから、離れて暮らしている家族でも割引を受けられます。
また、同住所であることが確認できれば、別姓でも家族割の対象です。
そのため、結婚していないカップルやルームシェアしている方でも、ワイモバイルの家族割でスマホ料金をお得に利用できます。
ただし、申し込む際は家族割引サービス同意書の記入が必要です。オンラインショップでの申し込み時であれば、オンライン上で手続きできます。
申し込み時に必要な書類
加えて申し込み時には、家族割引サービス同意書とともに次の書類が必要なため、準備しましょう。
- 同姓または同住所であることが確認できるそれぞれの本人確認書類
- 契約者(主回線)と関係を証明できるもの(住民票、戸籍謄本など発行から3か月以内のもの)
- 同性とのパートナーシップを証明する書類
オンラインショップでの契約時や、My Y!mobileで申し込み手続きする場合でも、書類のアップロードが必要です。
書類を用意したら、申し込み時にアップロードできるようスマホのカメラで撮影しておきましょう。
パソコンから申し込む場合は、スマホで撮影した書類の画像をパソコンに移しておくと手続きがスムーズです。
ワイモバイルの家族割を申し込む方法
ワイモバイルの家族割を申し込む方法には、次の3通りがあります。
- 契約時に申し込む
- My Y!mobileから申し込む
- ワイモバイルショップで申し込む
新たにワイモバイルを契約して申し込む場合は、契約時の申し込みがおすすめです。
すでに契約中の回線を加入させる場合は、My Y!mobileかワイモバイルショップで申し込みましょう。
契約時に申し込む
新たにワイモバイルを契約して家族割を適用させる際は、契約時に申し込みましょう。
ワイモバイルショップで契約する際は、必要書類を忘れずに持参して店員に手続きしてもらってください。
オンラインショップで申し込む際は、申し込み画面の手順に従って手続きしましょう。

家族割引サービスの利用にチェックを入れてから手続きを進めると、紐づける主回線の番号や契約者情報の入力画面が表示されるため、すべて入力してください。


最後に、主回線の契約者からの同意を求められるので、オンライン手続きか書類による同意を得て申し込めば完了です。

契約時に申し込めば、あとから発生する申し込み忘れや料金トラブルを避けられます。
My Y!mobileから申し込む
My Y!mobileから申し込む際は、主回線と副回線の契約者の状況により異なるため、それぞれのケースごとに解説します。
- 主回線と副回線の契約者が同じ場合
- 主回線と副回線の契約者が異なる場合(同一住所)
- 主回線と副回線の契約者と住所が異なる場合
途中までは同じ手順の部分もあるので、異なる部分に注意して自身の状況に合う手順を参考にしましょう。
主回線と副回線の契約者が同じ場合
主回線と副回線の契約者が同じ場合の申し込み手順は、次のとおりです。ログインする端末は、家族割を受けるスマホ(副回線)でアクセスしてください。
- My Y!mobileを開く
- 契約・オプション管理から家族割引サービスを開く
- 加入状況照会から「加入手続きへ(副回線)」を開く
- サービス内容や手続きの流れを確認して「次へ」進む
- 「同意者(主回線)と同一名義」を選択して電話番号を入力する
- 同意条項を読み「同意する」にチェックを入れ「内容を確認する」を選択する
- 変更内容を確認して「申し込み」を選択する
- 申し込み完了画面を確認する
ワイモバイルの家族割には提出した書類の審査が必要なため、結果が出るまで2~3日かかる場合もあります。
審査結果は登録してあるメールアドレス宛に届くので、確認しましょう。
主回線と副回線の契約者が異なる場合(同一住所)
主回線と副回線の契約者が異なる場合は、次の手順で申し込みましょう。
- My Y!mobileを開く
- 契約・オプション管理から家族割引サービスを開く
- 加入状況照会から「加入手続きへ(副回線)」を開く
- サービス内容や手続きの流れを確認して「次へ」進む
- 「同意者(主回線)と異なる名義」を選択して電話番号を入力する
- 「同住所」を選択して必要書類をアップロードしたら「次へ」進む
- 変更内容を確認して「申し込み」を選択する
- 申し込み完了画面を確認する
名義が異なるものの、同住所の場合の手続き方法です。
別住所の場合には、契約住所の確認画面にて「別住所」を選択して必要書類をアップロードしましょう。
ワイモバイルショップで申し込む
ワイモバイルショップで申し込む際は、主回線と副回線それぞれの契約者の来店が必要です。
来店して家族割を手続きするための必要書類があるので、確認しましょう。
- 本人確認書類
- 家族確認書類
- 委任状(主回線の契約者のみ来店する場合)
必要書類があれば、ショップ店員が手続きしてくれるので、簡単に手続きできます。
また、委任状はワイモバイル専用の書類が用意されているため、あらかじめ印刷して記入したものを持参するか、ワイモバイルショップでもらいましょう。
自分で手続きできない場合は、ワイモバイルショップへの来店がおすすめです。
ワイモバイルの家族割適用時の料金
ここからは、ワイモバイルの家族割がどのくらいお得なサービスであるのかを解説します。
それぞれ次の比較結果を紹介するので、参考にしてみてください。
- 通常料金との比較
- おうち割 光セット(A)との比較
- ほかの格安SIMとの比較
家族割の料金を把握して、お得にスマホを利用できるケースを確認しましょう。
通常料金との比較
ワイモバイルの通常料金と比較した結果は、次のとおりです。
料金プラン名 | 通常料金 | 家族割適用時 |
---|---|---|
シンプル 2 S | 2,365円/月 | 1,265円/月 |
シンプル2 M | 4,015円/月 | 2,915円/月 |
シンプル2 L | 5,115円/月 | 4,015円/月 |
※税込価格
通常料金と比較するとそれぞれ1,100円安くなるため、年間で13,200円お得になります。
さらに、4人家族であれば3回線分が家族割の対象となることから毎月3,300円、年間で39,600円お得になる計算です。
回線数が増えれば増えるほど月額料金が安くなるので、利用人数が多い家庭はワイモバイルを契約してみましょう。
おうち割 光セット(A)との比較
ワイモバイルの契約者が、ソフトバンク光やNURO光を契約するとセット割引を受けられます。
おうち割 光セット(A)との比較結果は、次のとおりです。
料金プラン名 | 光セット割適用時 | 家族割適用時 |
---|---|---|
シンプル 2 S | 1,265円/月 | 1,265円/月 |
シンプル2 M | 2,365円/月 | 2,915円/月 |
シンプル2 L | 3,465円/月 | 4,015円/月 |
※税込価格
シンプル2Sプランの割引額は同じですが、シンプル2MとLは光セット割のほうが550円多く割引されます。
また、家族割は2回線目以降のスマホに適用される割引ですが、おうち割 光セット(A)は1回線目から割引対象です。
そのため、自宅でインターネットを使用される場合には、光セットにしたほうがお得になります。
ほかの格安SIMとの比較
最後に、ワイモバイルの家族割を適用した料金と、ほかの主要格安SIMとの比較結果を解説します。
会社名 | 料金プラン(一部) |
---|---|
ワイモバイル | 4GB:2,365円/月 →光セット割・PayPayカード支払い割適用で月額1,078円~ |
UQモバイル | 5GB:2,948円/月 →光セット割・au PAYカード支払い割適用で月額1,628円~ |
LINEMO | ~3GB:990円/月 |
ahamo | 30GB:2,970円/月 ※5分かけ放題付き |
povo | 3GB/30日:990円/回 |
mineo | 5GB:1,518円/月 |
IIJmio | 5GB:950円/月 |
NUROモバイル | 5GB:990円/月 |
HISモバイル | 3GB:770円/月 |
日本通信SIM | 1GB:290円/月 |
J:COM MOBILE | 5GB:1,628円/月 →J:COMサービスとセットでデータ増量 |
イオンモバイル | 3GB:1,078円/月 |
※税込価格
比較結果から、料金のみではワイモバイルよりも安い格安SIMが多くあることがわかります。
しかし、ワイモバイルはほかの格安SIMと異なり、電波がつながりやすく通信速度が速い点が特徴です。
毎月のスマホ料金を抑えつつ、快適な通信サービスを利用したい方におすすめのキャリアといえるでしょう。
ワイモバイルの家族割に関する注意点
ワイモバイルの家族割に関する注意点には、次のものがあります。
- おうち割 光セット(A)とは併用不可
- ソフトバンク回線とはセットにできない
- 主回線を解約するとなくなる
家族割が解消されるケースやそもそも家族割を適用できないケースなど、それぞれ解説します。
おうち割 光セット(A)とは併用不可
ワイモバイルの家族割は、おうち割 光セット(A)とは併用できません。
割引を適用させる際はどちらか一方のみとなるため、光回線を利用しているならソフトバンク光やNURO光を検討して光セット割を組みましょう。
家族割は最大1,100円割引ですが、光セット割なら最大1,650円の割引が受けられます。
シンプル2MまたはLプランを契約する場合は、光セット割を適用させたほうがお得です。
割引が適用される回線数も光セットなら最大10回線まで可能ですが、家族割は2~9回線までの8回線分になります。
ただし、光セットを組むためには光回線の月額料金が6,000円程度かかるので、どちらのほうがお得になるか検討してみてください。
ソフトバンク回線とはセットにできない
ソフトバンク回線とワイモバイル回線では、家族割は組めません。
同じソフトバンクグループではあるものの、ワイモバイルの家族割はワイモバイル回線同士でなければならないため、注意しましょう。
すでにソフトバンクを契約している方が家族にいる場合でも、ワイモバイルへの乗り換え(番号移行)を検討してみてください。
そのまま2回線目以降をソフトバンクで契約して家族割を組む方法もありますが、月額料金を考慮するとワイモバイルのほうがおすすめです。
ソフトバンクとワイモバイルでは通信速度に大きな違いはないほか、PayPayとの連携やサービスなどにも違いはありません。
主回線を解約するとなくなる
ワイモバイルの家族割を利用中、主回線を解約した場合は副回線が複数台あっても家族割がなくなります。
仮に主回線を解約する場合は、副回線の中から主回線を決めて家族割を組み直さなければなりません。
本記事で解説している家族割を申し込む方法を参考にし、任意の方法で申し込んでください。
解約した際は、とくに組み直すための通知が来るわけではないため、忘れずに申し込みましょう。
ワイモバイルの家族割よりも光セットがおすすめ
ワイモバイルの家族割は、現プランにて最大1,100円の割引額ですが、光セット割なら最大1,650円の割引が受けられます。
そのため、自宅でインターネットを契約している場合やこれから契約する場合は、光セット割のほうがおすすめです。
家族割を検討中の方は、光セット割もあわせて検討してみてください。
おうち割 光セット(A)を詳しく見る